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「ねぇこういち、この送信済メールだけどちょっとおかしくない?」

はい?ってゆうかさくらたん、人の携帯勝手に見ないでください。

「浮気してないなら見せられるでしょう?」

いや、それはそうかもしれませんが論理がプライバシーを無視していると思います。

「『私は夏期休で自主研修に来ましたごきげんいかがでしょうか。今日の全体会はお手伝いできずに申し訳ございません。稿は問題なくいっておりますでしょうか?発表頑張ってくださいね。私にお手伝い出来ることがありましたら何でもおっしゃってください』どっからどう読んでもおかしくない?」

人の話聞いてください。
大体どこがおかしいって言うんですか?

「だからさくらが訂正して、正しい文章でもう1回送信しといてあげる」

ちょ、何を一体。

「そもそも相手が女の子ってのが気に入らないのよね」

でた、逆恨み。

「こんな屑メール作成した人間に言われたくないわね。この人だけ登録が○×先生じゃなくて
フルネームってのも気にくわない、っと、ハイ出来た」

?(携帯画面のぞき込む)

__________________________

私は夏期休で自主研修に母校へきましたごきげんいかがでしょうか。
今日の全体会はお手伝い全くせずで申し訳ございません。
稿は問題なくいっておりますでしょうか?といっても私ごとき畜生がお手伝いなどと恐れおおいことで、微力どころか全く力にはならないものの手伝おうとゆう素振りだけでさも義務感が満たされたかのように見せ掛ける浅ましい犬いや私など畜生以下の蟲です生ゴミが収集された後に残る水溜まりにたかる蝿です社会的に必要とされていないだけでなく食物連鎖上も不要の疑い濃く罵りされこそすれ誰からも期待などされていないのにあまつさえこのような駄文を許可なく送り付け読み手を煩わせるなど愚鈍ここに極まれりああこのような蟲には罵倒されるのが適当なのです侮蔑されるのが当然なのです差別されれば最適なのです。
もっと罵って!
__________________________


顔をあげると、目が細くにっこりとした表情のさくらたん。
全然笑ってるように見えません。

「最後に言い残したいことは?」

……。
前から言おうと思ってたんですけど、さくらたんって

「本当に送信してもいいのね?」

さくらたん目笑ってない!その顔こわい!わかりましたわかりました!
私こういちは××××さくらを愛しております!他に目移りするようなことなぞございません!
さくらたん以外視界に入れる事はございませんので後生ですからなにとぞ!

さくらたんは表情を緩めると左目だけを開けてこう言いました。

「……こういちがそこまで言うのなら、或いは考えてあげてもよくってよ?」

そして私こういちをベッドに突き飛ばすと仰向けの私の顔に何かを置きました。

「今日は1日さくらの靴下で視界を覆っておきなさい。いいって言うまでとっちゃだめよ?とったら送信」

ああ滅茶苦茶です。でもさくらたんの足のニオイもいいなぁと思ったり。

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今日は6年生のプール開きでした。
時期的には少し遅いですね。
全クラス芝生の上で注意事項なんかを聞いて、それからプールへと向かったのです。
暑かったので初プールは騒がしかったのですが、指導はそれなりに。

今日はそれよりもさくらたんを弄ったお話を。
場所は更衣室、4限後なので人は忘れ物でもない限り戻ってこない時間帯。
その忘れ物もチェックした後でのお話。

毎度のようにさくらたんに更衣室に引っ張り込まれてキスをせがまれた後、勢いで水着をずらしたりして、身体を触っていたのです。

乳房はないのに乳首は硬くなっていて、気持ち良さそうに敏感に反応してくれるさくらたんを見ていると両手で胸ばかりさわさわしたくなり。

「ふ……うッ……あんまおっぱいばっか触らないで……全然おっきくならないの……恥ずかしい……」

そうですね……皆大体大きくなってきてるのに、さくらたん全く膨らみかけてないですね。

「う……やぁ……」

半泣きで私の手を握ってくるのが本当にかわいらしくて、もっと弄りたくなってしまいました。

……でも、触ってると皮下脂肪があつまってきてるのわかりますよ。

「ほんと?」

本当。
ほら、腕あげて……二の腕はわかるでしょ?
……腋の下から背中、肩周りはないけど、腰、おしりの方から大腿まで……皮下脂肪ついてきてるから、もうそろそろ胸だって膨らんできますよ。

「う……あ……ふ……んふ……身体中ぞくぞくしてえ……っ……!ね、こういち……ど……して、わかるの?」

さくらたんだって人体の構造はわかるでしょう?
多少触ってれば、骨格から内臓だって大体わかるんですよほら……。

「ひっ?……ひ……ひう……やぁ……っ?」

胃は感覚あるでしょう?
で、こっちが肝臓。
脾臓、膵臓で……これが小腸です。
もっと強く触診すればさくらたんも内臓の感じがわかるんですが、ちょっと痛いですからね……それでこれが……女性器。

「きゃっ?……えう……ひう……そんな所……」

ちょっと強く触りますよ……これが卵巣。
こっちにも卵巣もう1つ。
さくらたんの1番熱い内臓は子宮ですね。

「水着……全部脱がさないで……恥ずかしい……」

もうちょっと、腰骨の下くらいまで……。
ちょっと子宮マッサージしますね?
ほらほら、ここをぐりぐり、こっちもぐりぐり。
このコリコリしてるところが子宮、わかります?

「や、あ、ちょ……誰か来ちゃうかも……ね、こういち、恥ずかしいよぅ……」

そんな気持ち良いですか?
子宮、感じます?

「ひゃ……?」

私の手はそこから恥骨を通ります。
濡れた水着が冷たく感じられ。
小さなクリトリスが充血し、割れ目が水以外の液体で濡れているのを確認し満足した所で、さくらたんを着替えに残し、私こういちは更衣室を出たのでした。


顔を真っ赤にし涙ぐみどこかこのまま終わるのが恨めしげなさくらたんの捨て台詞

「キライ!」

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とりあえず校長先生に言いつけるのはやめてくれたんですが、

さくらたん、毎回すれ違い様に手を握ってすりすりしていくのやめてくれません?

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さくらたんのこと

さくらたんは私こういちが勤める小学校に通う5年生の女の子です。
今日は紫のセーターに例の黒いミニスカートに粗い編み目のスパッツとゆうおいでましでした。
てゆうか、その恰好で雑巾がけとかしたらパンツ見えません?
と卒業式の準備中ずっと思っていたのですが。

帰ってからのこと。
私の家にきまして、「今日はこういちの部屋掃除してあげる!」と何やら意気込んでいるのです。
いや、いいです、と断っても「今日とゆう今日は何がなんでも綺麗にしてやるの!」とふくれ、
腕まくりして片付けだすのです。
「汚ねぇ部屋だなぁオラこのオタクグッズは処分だ処分」などとぶつぶつ言いながらがんがん片付けています。
あっそれ捨てないでさくらたん。

なんだかんだ言いますがさくらたん片付けは上手だと思います。すごくてきぱきしてるし。
片付けた後は掃除機がけ。早い早い。
まぁそんなに広い部屋でもないのですぐ終わります。
「次は雑巾がけ!こういちはぼさっとしてないで雑巾作る!」
はいはいわかりましたよっと作った雑巾持って帰ってきて渡すと、
暑ッつい暑ッつい言いながらスパッツ脱いでます。

立ったままかたっぽだけ脱いでその足の指で器用に太腿からスパッツ剥いでしまって、私の座るソファにそのまま足の指でぽんとほうり投げます。
うわぁさくらたん女の子の汗って臭くないんですねってかなんでひじ掛けの私の顔に近いとこに置きますか?
畳もうと手に取るとさくらたんぴたりと止まり。
私が畳み終わって隣へ置くのを確認してから

「こういちニオイ嗅いだでしょ?」

ちょ、ちょっと!何をゆうんですかさくらたん!大体畳んでる所最初から最後まで見てたでしょ。
何もニオイを嗅いでいる場面はなかったと思いますが。
そう言うとさくらたんはその姿勢のまま両目だけを細め口の片端だけを上げてこう言いました。

「えー?……でもこういち、ニオイ好きでしょ」

びくっとしました。
小学生でありながらなんてことを言うんですかさくらたん。
マセてるとゆうか、一体全体どこでそんなことを覚えてきたんですか?

「ここに隠してある本に書いてあったよ」

る、ルイズっ娘クラブ…ッ!

「胸の小さいおんなのこのニオイにこうふんするオッサンの話ね。……民明書房刊?同人誌?」

うわぁぁそれ以上はストップ!
小学生はそうゆう知識がない方が萌え…じゃないその本は規格的にあと5年読んじゃいけません!
いや、あ、そうだ、掃除するんじゃなかったんですか!?

「まーいいけど…」

そう言って本をベッドのスプリングの下へ戻し雑巾がけをしだすさくらたん。

てゆうかスパッツ脱いだのは計算ですかさくらたん。
いや、ちょっ、見えてる部分ッ、オンナノコの一番大事な部分が布一枚を隔ててッ!
さくらたんが壁まで拭いていって、その復路は、ちょっと、目、合わせられない。
そうだ本でも読みましょうこんな時は全く興味がないような本でもそうだ教科書さくらたん持ってきた教科書読みましょうそうしましょう。
とんとん、とさくらたんの足音だけが部屋に響きます。

はぁちょっと落ち着いてきました。
さくらたん、ありがとうございます。雑巾がけまでして頂かなくても良かったんです、がッ!
痛い痛い!いきなりしなるようなローキックなんですか一体私が何をッ!?
見るとさくらたん顔を真っ赤にして目に涙をいっぱいためて。

「ちょっとこういち!何教科書とか読んでんのよ!せっかく私が掃除してるんだからちょっとは見てなさいよ!授業下手くそな癖に!私何のためにスパッツ脱いだと思ってんのよ!何もこういちの嗅覚を満たしてあげるためだけに脱いだんじゃないんだから!」

そんな横暴です、いきなり早口でまくしたてられても意味が分かりません!

「だから今は本読む時じゃないでしょホラ本置きなさい!」

ぎゃあ!さっき蹴った所と全く同じところをッ!
大体掃除してるところなんて見てなきゃいけないなんてことないでしょう!

「今日女子が掃除してるところうれしそうに見てた癖に!パンツだっていっぱい見てた癖に!」

嬉しそうだなんて問題発言です!そんなことないですよ!

「絶対あるもん!こういちの馬鹿!死んじゃえ!」

こらさくらたん死ねなんて言葉、いつも生指の先生が言っちゃいけないって注意してるでしょう!

「何よこんなときに!私だって、私だって見て欲しいって思うもん!すっごく恥ずかしかったのに!なのに!こういちったら学校じゃしれっとしちゃって!他の女子ばっかりちやほやしていちゃいちゃして!
てらさわこういち先生は変態でえっちなことばっかりしてくるって、校長先生に言いつけてやるんだから!」

いやそれはまずいですさくらたん!
ちょっ待って、あッ、ちょ!

出て行ってしまいました。


訓告戒告減棒出勤停止懲戒免職アンド夕方のニュース番組、すぐに連想できるものが頭をグルグル回ります。
勿論私こういちは青くなりながらさくらたんを追って出たのでした。 

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さくらたんは私てらさわの職場であるところの学校に通う11才のかわいらしい女の子です。
家が近くということもあって、よく私の部屋にも遊びにくるのです。
おにいちゃん、と私を慕ってくれたり、時には女として私に認めてもらおうと背伸びをしたり、親御さんが不在の嵐の夜に雷が怖いから一緒に寝てほしいと枕を抱きながら言ってきたり、そういった事は一切ありませんが、それなりに私に注目して欲しいという欲求はあるようです。

例えば、こんなことがありました。
本やDVDがなくなったなーと思っていたら、
さくらたんが来た日に見つかるという事件が続いたことがあります。
しばらくしてさくらたんが私の部屋を訪ねてきました。
その日の服装はいつもと違い、なんというか、さくらたんらしからぬ服装でありました。
長い髪に毛先だけ緩やかウェーブ、黒いアウターに白いブラウス、
黒のミニスカートにしましまニースという出で立ち。ル○ズ?
こんな具合に、気付くと外見的に登場人物の影響を受けているというような事があります。

普段は散乱している私の蔵書をキモイだのオタクだの散々けなす癖に、それとなく髪型や服装についての評価を求めてきたり、はぐらかしていると答えるまで何度も聞いてきたり、「かわいい」「好み」などの評価だともう飛び上がってくるくる回って喜ぶのです。
すごくかわいい。
これはもうブログ名をル○ズっ娘ペンギンにしなくてはなりません。

私を犬呼ばわりしないところから中身は余り読んでない(受け入れられなかった?)と思いますが、変態ロリコンとけなしつつも、こういちはこんな娘が好みなん?などと関西弁混じりに聞いてくるあたり、私のツボを探っているのがわかります。
ヒヒヒヒヒ!そこまで私の好みに探りを入れてくるなら、逆にさくらたんのツボに私の擂り粉木で探りを入れ倒しても良いのですがね!
そんな事は露さえ知らないさくらたん。
リアルようじょは汚すべからずとゆう教えがありますが、リアルなだけに余計萌えてしまうとゆう罠。
知り合って数ヶ月ですが、いつまで理性を抑え続けられるか分かりません。
 

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