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メインは温泉玉子をタレとして使った豚しゃぶ。
となりはカレー。
めっちゃ食べた。食べるってストレス発散。

とろ玉豚しゃぶとカレー

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無人島に旧日本軍の廃墟があるので行ってきました。

その前に人形供養で有名な神社へ。

人形まみれ。

拡大してみ?

それにしても小さい桟橋。



台風が近く波が高いので帰りの便を欠航するかもしれないとのことで携帯番号を聞かれる。
圏外だったらどうなるんだ?

島につきました。
民宿というか海の家というか、建造物あり。



すぐ山登り。
視界が開けるとすごい風。波も荒いです。



いきなりメインへ。



将校の宿舎だそうです。
右側の細い窓は銃眼らしい。







トンネルを抜けるとそこは



第3砲台跡と呼ばれる遺構群。
雰囲気とゆうか空気がもう普通じゃない。
どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!
そんな台詞が聞こえてきそうな廃墟。
もうこの場所は人の手から離れゆっくりと朽ちていくその途上に私たちはいる。
帝国の残滓も、人の営みも、国立公園となり保存に予算がついた旧構でさえも。
いつかは自然がなかったことにしてしまう。
人の来訪に対する違和感や場違い感が、漂うこの空気の正体なのでしょうか。

構内。





写真ではフラッシュのせいで明るいですが、懐中電灯ないと真っ暗です。
廃墟内部の暗闇を掻き分け進みます。
途中人1人やっと通れる階段や通路(中2階で行き止まりとか普通)に迷いながら砲座跡へ。



円形の窪みが昔砲座があった部分。
壁の窪みは砲弾を仮置きする場所だそうです。
戦後、軍施設は付近住民による鉄などの略奪に遭ったそうで、この砲座部分も例外でなかったのではないでしょうか。
今はただじめじめと湿度の高い空気に満たされた砲座跡。
踏み締めると靴底は半ば沈み込む土に、羽虫が異常に湧いていました。

ここから砲弾を上げ下げしていたと思われる地下へと続く穴(埋められてる)。



その穴を地下から撮影。



さらにその地下にも埋められた穴があることからまだ下にも遺構があると思われますが、下へ続く階段はありませんでした。

最終便を欠航すると聞き(携帯着信はなかった。軽トラで島中まわって知らせてる)14時の便に乗るはずが、目の前で離岸され一同大慌てで手を振り叫びながら駆け出すという絵に描いたような一幕もありましたが(船が小さいため全員載せるため14時に2便あった)無事帰ってこれました。
なにはともあれ、よかったよかった。

帰ってくるなり一息つく間もなく電話が鳴る。
相手はさくらたん。
用件はすぐ迎えに来いとのことで行くと玄関で既に待っていたさくらたん眉毛がなぜかハの字になっていて。

「もう!心配したんだから!」

え、あの、その。
さくらたん泣かないで。
どうしたんですか?そんな大きなリュックなんか背負って。
一体何が?

「いいから泊めなさいよね!」

…お泊りセット?
はい、まぁ、構いませんが。

「全く、何から話すべきかしら」

とにかく部屋にあがってからだと繰り返す彼女を連れて帰ると、さっきまでのかわいい表情からは一転、苦虫を噛み潰したような顔で。

「こういち、わかりやすく言えばあんた呪われてる。
神社で御祓いしてもらわなきゃならないレベル」

はい?

「…こういちが今日行った場所は修験道の霊場だった。
しかし以前ほどの信仰はなくなった」

あの、一体なんのことだか。

「呆れたこういち、そんなことも知らないで行ったの?
…まぁいいわ。
そうゆう曰つきの場所にはね、良くない霊が集まってくるのよ。
旧日本軍の廃墟で過去の霊場、そんな場所ならなおさらね。」

よ、良くない霊ですか。

「いわゆる低級霊ね。
魑魅魍魎でもあり言霊でもあるような存在。
ほら、怖い話すると寄ってくるってゆうじゃない。あれと同じ。
問題なのはね、海から集まって来るのは数が半端ないし、
変なのを引き寄せちゃうことが多いのよ。海は、境界だから。」

でも呪われるようなことは何ひとつ…。

言いかけるとさくらたんいいから聞きなさいと言わんばかりに片目をつむって。

「あのね。まず前提条件。ケガレ状態。
わざわざ供養される人形見に行ってこんだけ写真とってたら
そりゃケも根こそぎ枯れちゃうわよ。
次の条件は場所。
ちょっと説明しにくいけど、よりによって連続して行った島がまずかった。
因果関係もなく祟るようなモノが大量に居る場所だった。
最後に人の条件。個人的な霊的防御がかなり弱い事。
こういち約束して。
今後そうゆう場所には自発的に行かないって。」

……わかりました。
でも呪われてるといったって、具体的には何も不具合ないですよ?

「あのね、さくらだから何とかなってるけど、さくらがいなかったら
こういち連れていかれちゃうところなんだよ?」



「とりあえずその身体中びっしりくっついてるスダマはすぐとってあげれるけど、
なかなか手強いのに目つけられちゃって。」

手強いのって。
い、一体何なんです?

「こういちの同類」

さくらたん、はぁ~~~と長いため息、めんどくさそうに。

「抱いて」

…………なんですと?
い、今なんと?

「だから、抱いてってば。ちゃんと膣内に射精しないとだめだよ」

やぁこれはまぁ、なんていいますの!?役得!?
それはそれで、こうゆう半強制的なシチュエーションもいいんじゃないかなぁ、これなら呪われるのも悪くないなぁなんて、そんな風にわくわくしていますと、さくらたんにっこり微笑んで膝の上に座ってきました。

「何か勘違いしてるみたいだけど、祓ったり清めたりするのめんどくさいだけ。道具もまたリュックに直さないといけないし。ちょっと腹たったから呪詛返しとゆうか、こういちがトランス状態になってる所でさくら自身でぶち殺してやるのよ?こういちあんまり反省してないみたいだから、これはお仕置き。」

そう言って唇を合わせてきた直後さくらたんの背中向こう。
私にも見えた、好奇の目で私を取り囲む無数の私の同類たち。



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筆舌に尽くし難い。




光量うまくいってないけど、こっちの方が実際に見た時の像に近いかも。

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もうすっかり秋の空ですね。空が高くって。うろこ雲。
今日はきっと良い夕焼け見れますよ。

「もう秋なのかぁまだ暑いのに。あとちょっとなのね」

そうですね。
修学旅行が終われば卒業アルバムだってほとんど完成みたいなもんだし。

「ぶー。まだ2月に遠足あるもん。こういちと離ればなれになるのは嫌だもん」

まぁまぁ、それだけ大人の階段登ってるってことじゃないですか。
さくらたんの精神年齢普通じゃないと思いますけど、
中学校の生活だってさくらたんの発達に大事な経験なんですよ?

「違う違う。そんなんじゃなくて。
さくらがいないと、こういちクラスの子に何するかわかんないし」

えーと。そんなこと、しませんよ。大体小学生に何かしたら犯罪です。

「……あんたさくらに散々その何かをしてるくせに」

や、それはそれ。さくらたんだけですよ。対象にしてるのは。だから大丈夫。
それに、やだなぁ!私はさくらたん一筋なのですよ!?

「こういち、今さくらが卒業したらお仕事中はバレないって、思ったでしょ」

……えっ、あ、いや、そんなことは。

「ま、いーけどね。目なんてどこにでもあるんだし。
こういちはさくらに見られてない瞬間なんてないのよ」

例えば、そう言って指さしたのは烏。

はたと気付いたシルバーウィーク最終日の出来事。
一緒に行ってないのに、失せ物を手渡してきたさくらたん。
やっぱり、あれはさくらたんの仕業…?

恐る恐る表情を伺うとさくらたん、含み笑いで言ったのです。

「勘違いしないで。烏とか、黒猫とか、そばにいるとかいないとかは関係ないのよ?」

……。

「なによ。そんな顔しないで。さくらのことだけ見ていてくれたら、
こういちはこれから先の人生も何も変わらず平穏に生活していけるんだから」

恥ずかしそうにちょっと頬を赤らめ私の左腕に寄り添うさくらたん。

「ずっと、一緒だよ?」

私はデジカメを取り出して、黄昏前の空を1枚だけ撮りました。

カラス

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「すごい渋滞」

ですね。もうほんとに、何しに来たのか。

「ずっとこのまま、もっと混んでてもいいな」

え。

「私は、てらさわ先生とこうしてお話できたら、混んでるのもいいなって。
あ、でも帰りもこんな混んでたら。遅くなっちゃったら門限、間に合わないかも」

……それは申し訳ないですね……家に電話してはどうですか?

「言い忘れてたけど泊まってくるって?」

なんてすいすいと言う彼女、私の同僚今年採用されたばかりの若い先生。
それはどういう意味なの?もしかして、そういうこと?
もともと泊まるつもりだったなんて家に連絡して、
その、このまま車で、お城のような、建物に行って、おーるろんぐないと。
むは!あんなことや!こんな!ことも!?

なんだか興奮してきたせいか、暑くなってきました。
おかげか、眼鏡が曇ってきました。クーラーはきいてるけどそれほど寒くない。
雨も降ってない。なのに曇る。おかしい。前が見えない。
そんな体温あがるほど興奮してる?
ここは悟られてはいけません。さりげなく話題をずらす。焦らすのです。
これ、さくらたんから教えてもらったオトナの方法。

窓でも開けましょう。はぁ良い空気。

眼鏡を外して左手でつまみ、右手の甲でちょっと目をがしごし。
その手から彼女ひょいと眼鏡をとりあげ。
少し充血した目で助手席を眺めると彼女顔はまっすぐ前向いて、
かわいらしいおててはスカートから覗く柔らかそうな大腿の上で軽く組んでいて。

あーそうか。そうゆうつもりですね。
これはそういう遊びですね。

しばらくして。

ってメガネないやーん!
……ちょっと眼鏡返してください。もういいでしょう?
今は大丈夫ですけど道が空いてきたら眼鏡、ないと運転できないじゃないですか。

「えっなんのこと?」

いや、眼鏡さっき取ったじゃないですか……。

そこまで言って気付いた私、とぼける彼女本当に知らないような顔付きで。
こんな顔演技でする意味が類推できません。
落としたのかな、と見回してみましたがシートの下、助手席はもちろん、
後部座席にも私の眼鏡、落ちてるなんてことはなく。

「窓から落としたのかな?」

や、でも落とさないように左手で眼鏡外したし、そんなことは……。

結局、眼鏡は見つからず、免許のない彼女に運転してもらう訳にもいかず
なんとか帰って来られたという思いだけでくたくたになってしまい、
彼女を送るのも眼鏡なしという何だか微妙に気まずく気味悪い空気になって
何とも後味の悪い最後の連休になってしまいました。

連休明け。
あ、そうだ出先で眼鏡屋さん探して買えば良かったんだとか
通勤途上に思い出して、ああ、なんて鈍いんだ私の脳みそ!
その瞬発力あの時に発揮していたら!
と、頭を抱えながら登校すると学校で会うなりさくらたん、

「おはようこういち。はい、眼鏡」

なんて言って渡してきた眼鏡は、紛れもなく昨日かけていたもの。
驚く私何も言えず突っ立っていると。
感情の読み取れない笑顔のまま、くい、と腕を引っ張られ耳元で

「火遊びはほどほどにね」

それだけ言うとたたた、と駆けていきました。

眼鏡片手に立ちすくむ私。
そんな、最高に後味の悪い後日談。

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